BSスカパー! ON STAGE
STAGE LEGEND ~伝説舞台~ #46
蓬莱竜太作・演出モダンスイマーズ句読点三部作「嗚呼いま、だから愛。」(2018年4月)

4月5日(金) 後10:00
これ見たい!

番組内容

新国立劇場やパルコなど様々なプロデュース公演、新作歌舞伎から映画やTVドラマの脚本なども手掛ける人気作家・演出家の蓬莱竜太。
彼が作・演出を務める劇団モダンスイマーズが昨年連続上演した「句読点三部作」シリーズは、人が生きていく中で避けることのできない複雑な感情を、濃密な劇空間の中で見事に表現し、連日チケットを求める長蛇の列ができ、大成功を収めました。
BSスカパー!では、この三作品を一月から三ヶ月連続放送いたしました。今月は見逃した方のために三週連続で放送いたします。

放送作品は、「嗚呼いま、だから愛。」、「悲しみよ、消えないでくれ」、「死ンデ、イル。」の三作品。
いずれも「理不尽な死」を巡る物語です。喪失感や不在の悲しみを、繊細に時には残酷に紡ぐ作品群は、鮮烈なリアリティを持って私たちの内面に訴えかけてきます。
緻密な構成による骨太な作劇を得意としてきた蓬莱竜太が、時代にビビッドに反応し、執筆への新鮮な衝動を感じながら、俳優達と創り上げたこの三部作は、蓬莱竜太とモダンスイマーズの新たな転機と確かな未来を感じさせる舞台となりました。
今年結成20周年を迎える劇団モダンスイマーズの「句読点三部作」を、蓬莱竜太の最新インタビューと共に放送します。ご期待ください。

夫婦同士が戦い続ける愛憎劇。妻の多喜子の視点で物語は展開されます。愛の名のもとに家庭内で行われるテロ。報復の連鎖。おかしくも哀しい、哀しくもえぐい夫婦の戦争。愛、差別、倫理、そして血族の問題がそこには横たわっています。果たして多喜子は戦いに勝つことが出来るのでしょうか。
舞台に2人が住む1LDKを再現して、まるでドキュメンタリー作品を観ているかのような手触りで表現したいと思っています。
人はどこまで他者と理解し合えるのか。どこまで他者に求めることが許されるのか。愛とはなにか。
物語の終わりに信じられる確かな愛が一つだけでも舞台に浮かべられたら。そんな想いで創り上げた作品です。(蓬莱竜太)

■蓬莱竜太プロフィール
1976年1月7日生まれ 兵庫県出身。石川県立羽咋工業高等学校デザイン科卒業。高校時代に担任教師から半ば強制的に演劇部入りを命じられて芝居作りの楽しさに目覚め、上京後の1996年3月舞台芸術学院演劇科本科卒業。舞台芸術学院の同期生・西條義将(主宰)と劇団モダンスイマーズを1999年に旗揚げ。以降、モダンスイマーズ全公演の作・演出を手がけながら舞台版『世界の中心で、愛をさけぶ』や舞台版『東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~』などの話題作を担当し、骨太な筆致から若手劇作家として各方面から注目を浴びる。2009年、『まほろば』で第53回岸田國士戯曲賞受賞。2017年『母と惑星について、および自転する女たちの記録』で鶴屋南北賞を受賞。同年、赤坂大歌舞伎で新作歌舞伎『夢幻恋双紙(ゆめまぼろしかこいぞうし) 赤目の転生』(出演:中村勘九郎、中村七之助ほか)を作・演出。

■モダンスイマーズ
1999年舞台芸術学院での同期である西條義将(主宰)と蓬莱竜太(作・演出)の出会いによって発足。劇団メンバーは、同学院の古山憲太郎、津村知与支、小椋毅と生越千晴(新人)の6名で構成されている。人が生きていく中で避けることのできない機微、宿命、時代性を作家の蓬莱竜太が描いていく。作品ごとに全く違うカラーを提示しながらも多くの人々を惹き付けるドラマ性の高さには定評がある。丁寧に創りあげる演技空間は体温を感じさせ、機を衒わない作品はいつも普遍の力を宿している。最近稀になってきた“劇団力”も評価され、その結束力も魅力の一つである。2012年 『楽園』で文化庁芸術祭優秀賞受賞。今年6月にモダンスイマーズ結成20周年記念公演を上演予定。
モダンスイマーズHP http://www.modernswimmers.com

■上演データ 2018年4月
 作・演出:蓬莱竜太
   出演:川上友里(はえぎわ)
      古山憲太郎/津村知与支/生越千晴/西條義将(以上モダンスイマーズ)
      太田緑ロランス/小林竜樹/奥貫薫
■インタビュアー:徳永京子

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放送スケジュール

コピー制限:アナログ:可 / デジタル:1回可